2015年06月14日

第十八號 H.ROUSSEL PARIS STYLOR 1:3.5 F=50

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H.ROUSSEL(H.ルーセル)のSTYLOR 1:3.5 F=50を入手した。

H.ROUSSELに関しては情報が少なく、ルドルフ・キングスレーク著「写真レンズの歴史」にもテッサーの項目でROUSSEL(ルセル)のSTYLOR(スチュロール)と名前が触れられているだけで、ネット検索でも詳しい情報はほとんどみつからない。

H.ROUSSELといえば、以前に、フランスのPATHE(パテ)という古い9.5mmフィルムのムービーカメラから外してCマウントに改造した小さなKYNOR 3.5というレンズを、今でも時々マイクロフォーサーズ機で使っているけど、このSTYLOR 1:3.5 F=50も、1920〜30年代にフランスで作られたSEPTという35mmフィルムのムービーカメラについていたレンズだ。

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Debrie社のSEPT(セット)は、スプリングモーターを内蔵した超小型ムービーカメラで、10×13.5×7cm程の小さなボディでありながら、35mmフィルム・ムービーと35mmハーフサイズのスチルが撮れて、そのカメラ本体が映写機にも引き伸ばし機にもなるという一風変わった優れものカメラで、フランス語で7を意味する「SEPT」は7つの機能が備わっている事に由来していると言われている。いつか自分でもこのカメラで動画を撮影してこのカメラで映写してみたいと思っている。

SEPTにはH.ROUSSEL以外にも、Anastigmat-Huet、Berthiot Stellor、Krauss or Zeiss Tessar、Optis Anastigmatといったレンズが付いたモデルもあるようだ。Hermagis付きもあると思っていたけど、検索しても全く出てこないので記憶違いかもしれない。

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レンズはカメラ本体に固定されているけど、ヘリコイドを兼ねたマウントのようなものが4本のネジで外れる。

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このマウントのようなものが、Lマウントのエクステンションチューブにちょうど載せられる感じなので、

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今回はとりあえず、キャノンの引伸しレンズに付いていたエクステンションチューブにパーマセルテープで簡単に仮留めして試写してみることにした。

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こんな感じで、

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ラフ過ぎる取り付け方法。

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でもマウントのようなもののヘリコイドネジの部分にスリットが入っていて、結構なテンションでレンズを保持するので、安心感もあり、こんな取り付け方でも充分使えたのでした。

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α7にヘリコイド付きMマウントアダプターを介して装着すると、かなり怪しい。

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無限でこの程度の繰り出し。ヘリコイドアダプターとレンズのヘリコイドの両方で繰り出せる。


以下、H.ROUSSEL PARIS STYLOR 1:3.5 F=50+SONY α7、全て絞り開放で撮影しました。(カメラ内JPEG、リサイズのみ)

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posted by MACH0.004 at 00:00| H.Roussel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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